のぼり旗や幕、のれんなどに使われる生地にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴も異なります。デザインを印刷する表面だけではなく、裏面も材質や厚みの違いによって見え方や透け感が変わります。

この記事では、のぼり旗や幕などに使われる主要な生地の特徴と、裏面の印刷の抜け具合や手をかざしたときの見え方を実際の検証写真と一緒にご紹介します。ぜひ生地選びの参考にしてみてください。

※今回ご紹介する生地は弊社運営サイト「のぼりキング」で取り扱っているものとなります。
※同じ名称の生地でも他社の製品などとは仕様が異なる可能性がございます。
※写真の見え方や紹介している内容は、撮影時の環境を基準としております。ご使用環境や設置方法、光の加減などにより、実物とは見た目や印象が異なる場合がございますので予めご了承ください。

テトロンポンジの特徴と裏側の見た目

テトロンポンジはのぼり旗で一般的に使われる生地です。厚みが約0.14mmと薄いため、生地の裏側は表の印刷が比較的はっきりと抜けます。デザインは反転しますが裏からでも内容が視認できるのが利点で、のぼり旗のように表裏のどちらから見ても内容が伝わるようにしたい場合におすすめです。他の生地に比べて薄めのため、後ろから手をかざすと透けて見えやすいです。

テトロンポンジの仕様:【厚み】約0.14mm【重さ】約60g/m2

▼テトロンポンジの裏の写真
テトロンポンジの生地サンプルに手をかざした写真

トロピカルの特徴と裏側の見た目

トロピカルはテトロンポンジ同様にポリエステルの生地で、主にのぼり旗の他にも紅白幕や法被などに使われます。テトロンポンジよりも約2倍太い糸で作られているため、生地が厚めで比較的丈夫です。裏面には印刷が抜けますが、テトロンポンジより少し薄く見えます。手をかざしたときの透け感もテトロンポンジよりは控えめになります。

トロピカルの仕様:【厚み】約0.2mm 【重さ】約100g/m2

▼トロピカルの裏の写真
トロピカルの生地サンプルに手をかざした写真

テトロンツイルの特徴と裏側の見た目

テトロンツイルは屋外設置に向いている丈夫な生地です。テトロンポンジの約2倍の太さの糸を1.3倍の密度で織り、強度があがっています。印刷面の色合いは綺麗でしなやかな光沢感がありますが、裏抜けは薄めで明るい色などは見えにくいです。手をかざすとうっすら透けて見えます。

テトロンツイルの仕様:【厚み】約0.27mm 【重さ】約143g/m2

▼テトロンツイルの裏の写真
テトロンツイルの生地サンプルに手をかざした写真

トロマットの特徴と裏側の見た目

トロマットは、横断幕などにも使われるポリエステルの生地です。先にご紹介したトロピカルやツイルよりも2倍以上太い糸で織っているため、厚手で重量があります。裏面への印刷の抜けは、ツイルなどと同様に薄めの印象です。手をかざした時の見え方も同じく、うっすら透けて見えます。

トロマットの仕様:【厚み】約0.32mm【重さ】約160g/m2

▼トロマットの裏の写真
トロマットの生地サンプルに手をかざした写真

ポリエステル天竺の特徴と裏側の見た目

ポリエステル天竺は、やわらかな風合いで落ち着いた印象に仕上がりやすい生地です。和の雰囲気を演出したいデザインののぼり旗などに使われます。両面フルカラー印刷によって染め抜き風に仕上げるため、デザインは反転しますが裏からでも見えやすくなっています。

ポリエステル天竺の仕様:【厚み】約0.31mm【重さ】約156g/m2

▼ポリエステル天竺の裏の写真
ポリエステル天竺の生地サンプルに手をかざした写真

ターポリンの特徴と裏側の見た目

ターポリンは屋外用の横断幕などで一般的に使われるビニール素材の生地です。耐水性があるため雨風にも強く、表面には少し光沢があります。印刷面は写真やイラストも綺麗に表現でき、色あせもしにくくなっています。一方で裏面への抜けはほとんどないため、表面だけを見せる用途に向いています。手をかざした時の見え方は、光が強めに当たるような場合に少し透ける程度です。

ターポリンの仕様:【厚み】約0.33mm 【重さ】約380g/m2

▼ターポリンの裏の写真
ターポリンの生地サンプルに手をかざした写真

メッシュターポリンの特徴と裏側の見た目

メッシュターポリンは、細かい穴があけられているターポリン生地です。風を通しやすくなっており、工事現場の宣伝幕やビルの大型幕など、風の強い高所を中心によく使われます。通常のターポリンと同じく耐水・耐候性が期待でき、耐久性に優れています。生地自体に穴が空いていることで光も通しやすいので、裏面から見たときはターポリンよりもデザインが少し視認できます。手をかざしたときも比較的透けて見えやすいです。

メッシュターポリンの仕様:【厚み】約0.38mm 【重さ】約270g/m2

▼メッシュターポリンの裏の写真
メッシュターポリンの生地サンプルに手をかざした写真

軽量カラーシートの特徴と裏側の見た目

軽量カラーシートは、一般的なブルーシートなどに使われているポリエチレン素材の生地です。ターポリンの約半分の重さになっています。裏面はターポリンよりも少しデザインが見えるようになっております。透け具合は、光の強い場所でターポリンよりも若干透けやすい印象ですが、環境によってはほとんど透けて見えないこともあります。

軽量カラーシートの仕様:【厚み】約0.3mm 【重さ】約188g/m2

▼軽量カラーシートの裏の写真
軽量カラーシートの生地サンプルに手をかざした写真

エステルハンプの特徴と裏側の見た目

エステルハンプは、帆布に似せた見た目の生地でのれんなどに使われます。耐久性に優れている丈夫な織物素材で、屋外使用にも向いています。裏面への印刷の抜けは薄めで、濃い色のデザインなどは視認しやすいという程度です。手をかざした時は少し透けて見えます。

エステルハンプの仕様:【厚み】約0.55mm 【重さ】約174g/m2

▼エステルハンプの裏の写真
エステルハンプの生地サンプルに手をかざした写真

まとめ

今回ご紹介したそれぞれの生地の特徴は、使用場所や目的によってメリットにもデメリットにもなり得ます。
裏側からもデザインが見えた方がいいのか、耐久性を優先したいのかなど、その生地を使用する販促物の目的を考えながら
選んでみましょう。また、ここでご紹介している内容や写真は、撮影時の環境によるものなので、実際に使用される環境とは見え方が異なる可能性も考慮して、生地を検討してみてください。特に、生地が直接壁に触れるような壁面への設置と、のぼり旗のように表裏が見えるような設置の仕方では印象も大きく変わります。

弊社運営サイト「のぼりキング」では、一部生地の見本もご請求いただけます。今回ご紹介した写真に写っているような見本を実際に手に取ることで色味や質感を直接ご確認いただけますので、ぜひご活用ください。無料生地見本の対応商品はページをご確認ください。

生地見本のご請求はこちら

記事のURLとタイトルをコピーする